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ペンションししくい料理人日記⑧

2026年08月05日 Comment(0)
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化学調味料に頼らない。その代わり、手間は惜しまない。

「どうして化学調味料を使わないんですか?」

時々、そんな質問をいただきます。

私たちが化学調味料に頼らないのは、徳島・高知の豊かな自然が育てた食材本来の美味しさを、そのまま味わっていただきたいからです。

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旬の食材と海部川の清らかな水、そして料理人の手仕事。

少し手間はかかりますが、一皿一皿を丁寧に仕上げています。

ここでしか出会えない、この土地ならではの味を楽しんでいただけたら嬉しいです。


野菜の甘みは、じっくり引き出す

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今回作ったのは、人参のピューレと新玉ねぎのソース。

まずは人参と玉ねぎをじっくり炒めます。

「まだかな。」と思ってから、もう少し。

水分を飛ばして旨みをぎゅっと凝縮させることで、野菜本来の甘みがぐっと引き立ちます。

最後にレモン汁とローズマリーを加えて、爽やかな香りをプラス。

シンプルですが、野菜が主役になれるソースです。


茄子とにらめっこ

そして、もう一つ挑戦しているのが茄子のソース。

一年を通して親しまれている茄子ですが、ソースにするとなると、なかなかの曲者です。

そのまま使うと、えぐみや渋みが気になってしまいます。

そこで今回は、じっくり焼き茄子にしてからペーストにしてみることにしました。

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焼くことで甘みや香ばしさが加わり、ぐっと表情が変わります。

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「これはいけるかも。」

そんな期待をしながら、味噌と生姜を合わせて和風ソースに仕上げる予定でした。


…と思ったら。

気付けば時計を見てびっくり。

「あかん、仕込みの時間や。」

試食まであと一歩だったのですが、この日はここでタイムアップ。

茄子ソースの本当の実力は、次回へ持ち越しとなりました。

料理人あるあるです。

完成したと思っても、仕事は待ってくれません(笑)。


美味しいは、一日ではできない

料理は、作って終わりではありません。

試して、食べて、考えて、また作る。

その繰り返しの中で、「これだ」と思える味に少しずつ近づいていきます。

今回の茄子ソースも、まだまだ試行錯誤の途中。

次はどんな仕上がりになるのか、自分でも楽しみです。

また続きは、料理人日記でご紹介します。

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このブログについて

徳島県海陽町(旧宍喰町)でペンションを営業しております。
有名な観光地でもないですし、足の便もよくないですが、遠浅のビーチと深い緑の山々に囲まれ、最高のロケーションに恵まれています。

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